帰ってきたYWCD!戦う男サイモト「素敵なブックマーク展」参戦の記録

ども!YWCDサイモトです。みなさんお元気ですか…!

急に何事かという感じですが、私サイモト、6月23日に開催された「素敵なブックマーク展」の『ブックマーク作品プレゼンテーション』に参戦してきました!

ブックマークデザインと当日プレゼンテーションを行ったのですが、非常に楽しかったので、これはレポート書かねば…という気持ちになり、ブックマークデザイン制作記とレポート兼ねて記事にさせていただきました!見てください!

目次

〈写真提供/素敵なブックマーク展 事務局  写真撮影/西村和明〉
 


始まりは突然に

コトはYWCD宛に届いた1通のメールから始まりました。
周南市立徳山駅前図書館にて「素敵なブックマーク展」というイベントが開催予定で、そしてその中の「ブックマーク作品コンテスト」に出品するデザイナーの作品を募集している、とのことでした。また、作品は「ブックマーク作品プレゼンテーション」にて公開プレゼンを行うのこと。なにそれすごい。すごい怖い。まあでもやるに決まってるやん!やりまーす!と参加表明したのですが…
 
そういえば俺ブックマークに全く馴染みがねえな
参加表明してから気づいたよね。馴染みがないというか無くしちゃうんですよね…。じゃあ普段ブックマークどうしてるか?というとそこらへんの薄いものを無差別に突っ込んでますね。CD帯とかレシートとか。雑な人生を生きてるのでね。


このようにね。

こんな私に果たして良いブックマークが作れるのか?不安だな。
まいっか。やるっきゃない。きゃないよね。(ポジティブ)
 


導き出すカタチ

そんなわけで、掲げたのは「無くさない栞」というテーマでした。もうそれしかないという感じ。
とりま無くさないためにどうしたらいいか、2つの仮説を立てました。
 

こんな感じで。仮説1については、愛着が持てるような「キャラクター性があるカタチ」にするということで解決できそうでしたが、問題は仮説2。「落ちにくい構造」って、何…?
 

ここは簡単に考えて、「本を開いてても落ちないようにすればいいのだから、栞側でも本を挟んだら盤石になるんじゃね?」と思いました。アホみたいだけど盲点なんじゃない?誰がアホだ!さっそく簡単にデモを作ります。
 

うん、いけそうですね。あとはコレに仮設1の要素「キャラクター性」を足せばいい感じになりそうです。
それにしてもこの状態… これはたぶん… ちょっと顔描いてみよかな…
 

アッ やっぱり 本が布団だ 布団だコレ(五七五)
 


眠りにつくマモノ

なんかあっさりと方向性が出てしまった。『手のフック』によりブックマークは落ちにくくなり、『本で寝てる』という絵面でその形にも理由ができました。ただ後もうちょい何か欲しいな…と思い、デモを観察。うーん。
 

じっと観察してたんですが、この「本から離れた状態」の図…
 


↑完全に これだわ
たとえば、小さい子どもが奔放に寝てるようなカタチにすると「あらしょうがないわねえ」と本(布団)に戻したくなる感情の動きが生まれるのでは…!? アラいいんじゃないコレ!? これなら戦える! きっと…! 戦える…!(自己暗示)
 

そしできたのがこちらのマモノ
なぜマモノなの?それはこれが「本の間(マ)に挟むモノ」だからです。
1匹だとなんか寂しかったので、3兄弟にしてみました。それによりちょっと優しく、かわいい雰囲気になりました。あと「寝てる」っていうのがわからないと意味ないので、布団のパッケージも作ります。
 

「長男:スル/次男:イー/三男:ペス」の3匹で寝てるから“スリー”プス。
 

材質は前から使ってみたかった紙、キュリアススキンを選択。印刷は使わずカッティング加工します。印刷は色褪せますしね。そう、人生のように…。
 

完成したオリジナル(写真は予備のマモノ)は、本の上でしっかりページを保持。横側、下側までフォローするという機能を持つに至りました。表紙にも挟めるので持ち運びにも愛着が持てますよね。
 
ただ案出したらなんか安心しちゃって、実際の工作作業はイベント前日深夜からの大突貫工事になっちゃったんですけどね。スケジュール感大事ね。
 


決戦当日

半徹の「素敵なブックマーク展」当日、ボランティアも兼ねていたのでカフェインをキメつつ午前中から参加しました。
初めて周南市立徳山駅前図書館に行ったんですが死ぬほどオシャレだなココ。
爛々とした目で場を彷徨う私はさぞかし不審だったことでしょう。


図書館前に集合し、自己紹介もそこそこに、子どもと一緒に参加できるワークショップ「楽しいブックマーク教室」の準備開始!皆さん能動的に動いておられ、イベントに対する積極性を感じました。
 

開始前から人だかりが出来てて、注目度高いなーという感じ。開始とともに席は満席!たくさんの親子連れがキャッキャウフフしてました。
 
 

スタンプを押して絵を作るのですが、皆さん思い思いの作品を楽しそうに作っていました。午後は午前を更に上回る盛況ぶりだったとのこと。ぱないの!
私は作品プレゼンテーションに備え昼食を先に頂き、準備のため3Fの交流室へ。
 

会場は三方ガラス張り、背後は受験勉強中の大量の学生。そして事前に知ってはいましたが、実行委員や参加者に県内の名だたるデザイナーさんが名を連ねており、「おれここで今からプレゼンやんのか…」と本番に向けひとり静かにテンションを下げていくのでした。下げんな

 


ブックマーク作品コンテスト開始!

そしてついに本命イベントが始まりました。ああ…始まってしまった…。
 

挨拶がなぜか小学生風になってしまう実行委員の土江さん(なごむ)
 
参加は総勢29名!席は立ち見が出るくらいの満席っぷりでした。プレゼンテーション持ち時間はひとり3分! およそ2時間にわたり息つく間もなくプレゼンするわけです。私は12番手。ブックマーク制作により披露の極み、体力も原稿もなかったため、プレゼンはぶっつけ本番! 気力で乗り切れ!
 

気力も ぜんぜん なかった
虚脱とグダグダで、喋りたいことの3分の1も喋れなかったぜ…。
 

それにしてもすごい熱気だ。やはり29名もいるとそれぞれ着眼点も違い、何よりプレゼンのスタイルがすごい勉強になります。エンターテイメントだな…と感心しきりでした。
 
そんな嵐のような時間もあっという間に過ぎ、16:20頃には全員の発表が終了。閉会となりました。

みんなで記念撮影
 


閉会後の交流会ではたくさんの人とお話をさせていただきました。仕事の話や近況の話をしたり、我々の勉強会に来て頂いた方に再開したりと、非常に有益な時間を過ごしました。名刺がなくなり困った。
 


会場を撤収した後は、海沿いにあるこれまたオシャレなカフェGREENDAYさんにて行われた懇親会にも参加、様々な話ができました。そして一日中オシャレに触れていたせいで私の中のオシャレ度数がかなり上がりました。(後日戻った)
懇親会を終え、帰宅の途につきました。あっという間の一日だった。
 
懇親会解散後も実行委員会や複数のボランティアの方は会場に戻られ、朝の3時まで(!)ブックマーク作品コンテストのための設営をしていたそうです。

 
ものすげえガッツだ…。
 


まとめ

ざっくりと書いていきましたが、本当に刺激的で、改めてデザインの楽しさを感じた1日でした!なんか振り返ったら楽しんでばっかで全然戦ってねえな…。写真も撮ってねえしな…。何やってんだろうな俺…。
 
そして今も周南市徳山駅前図書館では『ブックマーク作品コンテスト』開催中!

会場で投票が行われています。もちろん私のマモノたちも展示中!投票してくれると僕が喜びます(喜ぶだけ)
 
皆様も是非、実物を見てみてください!そして投票もよろしくお願いいたします!上位3位はノベルティーとして配布があるそうですよ!投票締切は7月8日(日)22:00までです!ではまた!
 
▼『素敵なブックマーク展』公式facebook▼